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30歳になって
典型的で幸せな母子家庭
二人の姉がさらに可愛がってくれた
成績が良いわけではないが
容量の良さで内申だけはやたらと良かった
15で家を出て寮生活
そのまま家には帰らなかった
一人で生きていけると
思ってただバカ野郎が
30歳になって
初めて誰かを守りたいと思った
そしたらさなぜか父に会いたくなった
恨みも憎しみもない
あなたがいたからこそのこの命
嘘にならぬように
嘘にしないよう
歌った
僕自身は何も変わらない
そう思って歌い続けてきたけど
変わってゆくのは周りの目
まだ?いつまで?って
わかってるよ少し黙ってくれ
大丈夫僕は僕の音楽と
この音楽を好きでいてくれてる人たちを
全力で愛するため
歌い続けるだけだからさ
30歳になって
いつのまにか母の苗字が変わった
嬉しいよ幸せになってね
あなたがいたからこそのこの命
無駄にしないように
誰かのためになるように
歌った
どうやら俺も来年には
人の親になるみたいなんだ
自分でも「お父さん」なんて言い慣れてないのに
もうどう呼んでもらおうなんて考えてる、おかしいだろう?
でも40になっても50になっても
こうして歌っていたいんだ
出来ればさ…
30歳になって
初めて誰かを守りたいと思った
幸せはそれぞれさ
あなたたちからもらったこの命
嘘にならぬように
嘘にしないよう
歌った
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