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キオク​

 

流れる街並みを見ながら
ふと君のことを思い出した
あぁ今の今まで忘れてたんだな
胸の奥が少しきゅんとなる

風に揺れる雲のように

想いも形も変えながら

何度だって
傷ついたって
人を愛してしまう僕らは
そういう生き物なんだろう

季節の風が運んできた
この香りは君そのもの
恋の終わりに気づいた頃
心の鍵をそっと空に投げた

次はいつ出逢えるかな
過ぎ行く電車を見てた

忘れたって

痛くたって

人を愛してしまう僕らは

そういう生き物なんだろう

何度だって

傷ついたって

人を愛して生きていたいから

ぬくもりを探しているんだろう

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